平成26年度から延べ20年以上かけて6つの社殿の改修が順次行われる予定。
現在修復中なのは浅間通りから入った正面、大歳御祖神社(おおとしみおやじんじゃ)の本殿。
地元でも正月と静岡まつりの時ぐらいしか立ち入る機会がない感じだし、地元のちょっと大きめの神社、という感覚だったが、実は、国宝にこそなっていないが、沢山ある社殿の多くは国の重要文化財クラスだし、徳川家との関わりも深い由緒ある、なかなか全国レベルでも立派な神社だった。
境内には神社が七社、合計五十六柱の神様が祭られているそうで、昔からお浅間さんは「何でも神様」なんて言われて、大概の願い事は聴いてくれることになっていたが、それは各願い事担当の神様が沢山いる総合病院的な神社というわけだったんだな。
改修が進むと社殿が綺麗になって観光客なんかにもアピールすると思うんだが、ただ、お浅間さんは境内がそんなに広くないから、外からでもすぐ見えてしまって、有り難みというか、神秘性みたいなものに欠ける気がする。
境内の「お休み処」でお祓いをされたお茶が無料でいただける。